人生の節目にキャリアコンサルタント

私の転機 ①

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私の転機 ①

2017年1月から3月まで月に2回、慶應丸の内シティキャンパスで開催された、「宮城まり子さんと旅するこころの探求」という講座に参加して宮城先生や多くの仲間と旅をしてきました。その講座の中でナラティブ、転機、死生観など自身の過去を振り返り、今の自分と向き合う時間を仲間と共有してきました。その中で気づいたことから書き出していきたいと思います。

小学2年生

私は、両親と弟と暮らしていました。小さなときは周囲から温かく見守られながら我儘いっぱいに過ごしていました。
自宅近所の母の実家が紳士服店で母がお店の手伝いに行っている間、祖母が私たち兄弟の面倒を見てくれました。昼には桃太郎や龍の子太郎などの昔話を良くしてくれました。その話が大好きでした。小学1、2年生のときの担任のT先生から日記を書くことを薦められ、毎日書き留めて1年間で日記帳20冊以上になりました。祖母の昔話の影響か、書くことも本を読むことも好きでした。

小学2年のクリスマス・イブに伊勢佐木町に買い物に連れて行ってもらい、有隣堂という大きな本屋さんの1階で何でもいいから本を1冊買ってくれることになりました。多分、30分くらい迷い、手にした本が『日本偉人伝』でした。何故、その本を選んだのか覚えていません。野口英世や福沢諭吉などの中に良寛さんの話が出ていました。寒い雪国生まれの良寛さんは、月と雪明りで本を読んでいた、という話がずっと心に残りました。この偶然の芽が段々と成長していきます。

私は、禅宗の話しが大好きです。いろいろな宗教や哲学の中でも、何故か一番しっくりくるのです。この良寛との出会いは、この後、私のアイデンティティの基礎となる重要な転機だったと、今は思っています。

余談ですが、55歳のときに良寛さんの生まれ故郷や五合庵を訪ねる旅に出ました。