人生の節目にキャリアコンサルタント

私の転機 ②

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私の転機 ②

小学校では、マンガやテレビの影響を受け、友達とよく遊んでいました。
中でもタイガーマスクは好きで「強くなるにはどうしたらいいか」など
子供心に考え、不動の心、「どんなときにも動じない心」に憧れる時期が
ありました。

中学1年生のときでした。『不動心』という本を近くの本屋さんで見つけて
読み出しました。この本は、大徳寺大仙院の尾関宗圓さんが自身の経験も
入れながら、分かり易く禅の世界観を紹介してくれている本でした。

尾関さんの入門の時の話しやその後の修行の話し、十牛図などで悟りへの
道順、そして代表的な公案(師弟の禅問答)がいくつか書かれていました。
私は、とても共鳴し、お坊さんになろうと決めて、食事の量を減らしたり、
般若心経を分からないながらも毎日読んでみたり、かなり凝りました。
(しかし、身の回りを片付けるとか、親孝行をするなどはしませんでした。)

手塚治虫の『ブッダ』もこの頃、出版されて益々、生老病死や因果とはなど
解けない問題に臨みながらいい気になっていました。やはり、中学生でしたので
他にも、いろいろ関心があり、結局、出家はしませんでしたが、この本に
書かれていた公案や疑問を今でも振り返り、振り返り考えています。

そうです。私がキャリアコンサルタントの勉強に一生懸命な理由の一つは、
公案や疑問の答えに近づいていく成長感や達成感があるからだと思っています。

約45年間も考え続けることは他にはありません。そのことからも私にとって
禅との出会いは、正に必然だったと確信しています。
尾関老師には本当に感謝しています。