十牛図にみる成長の奥深さ
北宋の時代、廓庵という禅僧が作成したという悟りのプロセスを絵に著したものが「十牛図」 です。「牛」が真の悟りそのもの、悟りを得ようとする自分を「童や牧人」に例えて絵は 描かれています。 簡単に表すと、まず、悟ろうと志しま…
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北宋の時代、廓庵という禅僧が作成したという悟りのプロセスを絵に著したものが「十牛図」 です。「牛」が真の悟りそのもの、悟りを得ようとする自分を「童や牧人」に例えて絵は 描かれています。 簡単に表すと、まず、悟ろうと志しま…
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禅の公案に「婆子焼案(ばすしょうあん)」というお話しがあります。 あるお婆さんが、ひとりの修行僧を見込んで草案や食事を与え、20年間世話してきました。 そろそろある境地に達したかと、試してみることにしました。若い娘さんに…
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放下著(ほうげじゃく) ある修行僧が和尚さんに「自分は長い修行の甲斐あって、一切の煩悩を捨て去ることができました。この先はどう修行したらいいのでしょう。」和尚さん応えて曰く、「放下著(すべてを投げ捨てよ)」 カウンセリン…
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無功徳 (むくどく) 『武帝問う「朕、即位以来、寺を造り、経を写し、僧を渡すこと挙げて記すべからず。何の功徳か有る」 達磨応えて曰く「無功徳」と』 昔々、インドから中国に禅を伝えた達磨大師と梁の武帝の問答です。 武帝…
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